ごあいさつ

栄養管理は治療の基本です。治療の一環として適切な栄養管理と指導を行うことにより、治療や回復効果を高める役割があります。また患者さんにとって食事は楽しみの一つでもあるため、おいしく安全な食事提供を心掛けています。

栄養部門の業務内容の概要

栄養管理部は栄養管理部門と給食管理部門で構成されています。

栄養管理部門は診療科担当制をとっており、各疾患に応じて患者さんごとに栄養アセスメント・栄養指導を実施し、患者さん個々に栄養管理を行っています。

給食管理部門は病態や栄養状態に合わせた治療食を安心・安全に提供するため、食事・衛生管理を行っています。

スタッフ

病院スタッフ

管理栄養士8名 / 栄養士2名  計10名

栄養管理部門7名(うち1名NST専従)
給食管理部門4名

委託スタッフ

調理・洗浄を委託
調理師4名 / 調理員11名 / 洗浄8名 計23名

栄養管理業務

当院では各診療科担当の栄養管理士がおり、患者さんの病状、栄養状態に合わせた栄養管理を行っています。
また、喫食場面観察や患者さんと話をしながら具体的な栄養管理計画を立てることにつなげています。
多職種参加の回診やカンファレンスを通じて、患者さんにとってよりよい早期回復への支援を行っています。
必要に応じて栄養指導も行います。

栄養指導

食事療法を必要とする患者さんに、個々の病態に合わせた栄養食事指導を主治医の指示の下、行っています。

  • 予約制
  • 時間帯:随時
  • 場所:ベットサイド、デイルーム、相談室

給食管理業務

入院患者さんの状態(病態・病状・摂食能力)に合わせた食事提供をしています。安心・安全で適切な食事を提供するという理念のもとに、個々に合った治療食をより正確に、そして適温でおいしく患者さんに提供できるように心掛けています。また、季節を感じられる行事食などの工夫もしています。

七夕献立
握り寿司献立

嚥下調整食について

ムース食

嚥下困難な方は、安全な食事形態で経口摂取ができるように専門の言語聴覚士と協力し、患者さんに適した食事形態での食事提供を行っています。段階に応じた嚥下調整食(ミキサー食、ムース食、5・7分菜食、軟菜食など)で対応しています。

化学療法中や緩和ケア期の食事・ひだまり食について

化学療法施行中、食欲不振や悪心などの副作用が見られ食事摂取が困難になった患者さんに対し、症状に応じた食事提供をしています。
また、食べやすさを考慮した「ひだまり食」を昼食にて実施しています。いなり寿司やラーメン・カレーなど日替わりで選択することができます。

NST活動について

NSTへの取り組み~NST(Nutrition Support Team)=栄養サポートチーム~

NSTとは、全ての治療法の基盤である栄養管理を医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床検査技師など各専門スタッフが連携し、適切なサポートをおこなっていく「チーム医療」のことを言います。

当院は、栄養サポートチーム(NST)を平成17年2月に発足、平成17年11月にNST稼働施設として日本静脈経腸栄養学会より認定されて活動を行っています。

NSTの取り組みとして、全入院患者さんに入院時の栄養評価実施、必要に応じて病棟看護師・担当管理栄養士が対象患者の拾い上げを行います。ふさわしい栄養管理方法や静脈栄養の使用状況・妥当性などを検討します。

平成26年8月からはNST加算算定を全科で算定しており、今後も活動の充実を図り医療の向上に努めていきたいと考えます。

患者さんに適切な栄養管理を受けていただき、早期回復を支援するのがNSTです。

NSTカンファレンス

NST活動内容

  • NSTカンファレンス
  • 回診の実施4回/週
  • NST勉強会