リハビリテーション科:診療指針

  1. 急性期から回復期の前期までのリハビリを担当します。回復期リハビリ病棟では、「寝たきりを予防して、日常生活動作を改善し、家庭復帰」を目指します。
  2. 最良のリハビリを最短期間で行うのが目標です。そのための全身管理には内科的治療から経験に基づく漢方医療(Experience Based Medicine)までも応用します。
  3. リハビリ科医師・リハビリスタッフ・看護師・ソーシャルワーカーのチーム医療のもと、高水準のリハビリ医療を提供します。また更なる継続リハビリには、円滑な病診連携を継続します。(地域完結型リハビリテーション)
  4. 連携による障害児(者)リハビリ・高次脳機能障害のリハビリ、VFを利用した嚥下リハビリも提供します。

スタッフ

■土持 雅昭(ツチモチ マサアキ)
福岡大学 平成6年卒
[専門医]
・日本外科学会外科専門医
[所属学会]
・日本外科学会
・日本消化器外科学会
・日本消化器内視鏡学会
・日本消化器病学会

主な診療内容

脳梗塞や脳出血などの脳卒中のリハビリを中心に取り組んでいます。
回復期リハビリ病棟の専従医として、「寝たきりを予防して、日常生活動作を改善し、家庭復帰をめざす」を目標とする病棟で仕事をしています。
リハビリは、チーム医療体制ですので、高次脳機能障害の評価・取り組み、嚥下障害のVF評価・訓練、NSTとの連携も行われています。また胃瘻造設をはじめ、他科への相談もよく行っています。更に小児の言語を含む発達リハが外来で実施されます。

最近の症例から

歩行自立、茶碗が持てる、時計描画が正常に回復した68歳男性(保存的治療、脳室内穿破を伴う脳出血例)


寝たきり、経鼻経管栄養、尿道カテーテル留置の状態で入棟されたが、杖歩行自立、ハシ使用での食事に回復した67歳男性(両側の脳幹梗塞例)


最近の動き

1)厚生労働省による「在宅復帰率60%」の目標のため,重症リハビリ患者の回復期リハビリ病棟への受け入れは制限されます。
2)誤用症候群の1つ、肩手症候群は5年間ありませんでしたが、昨年1例ありました。
3)第47回日本リハビリテ−ション医学会(鹿児島市。2010年)で報告した内容のまとめです。退院時mRS(modified Rankin Scale)3に達する脳卒中患者さんの割合は,

  重症リハ 標準リハ 軽症リハ
放線冠梗塞,出血 29% 88% 100%
視床病変 17% 84% 100%
小脳出血,小脳梗塞 31% 95% 100%
脳幹病変 7% 100% 100%
被殻病変 19% 79% 100%
中大脳動脈梗塞 7% 92% 100%
※ mRS 3(何らかの介助を必要とするが,介助なしに歩行可能)
※ いわゆる熊本方式のリハビリコ−スは,重症(バ−セルインデックス0〜50点,標準55〜80点,軽症85〜100点)です。
回復期リハビリで改めてリハビリコースを評価します。


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