不妊は生殖腺が大量被ばくしたときに発生しますが、診断レベルの被ばくでそのような大量被ばくをすることはないので心配ありません。少しの被ばくでも健康被害があると思われていますが、実は少しの被ばくでは影響が出ないものと、少しの被ばくでも影響があると考えられているものの、2つの種類があります[図1]。不妊に関しては確定的影響に分類されますが、検査における被ばく線量を考慮しても、[表1]より検査の線量でしきい値を超えるような被ばくを受けることはないと考えられます。また、しきい線量は、約1%の出現頻度をもたらす線量に対応するものです。
[図1] 放射線被ばくによる健康影響の特徴